17.2012
日本はセックス負け国!!世界最低のセックス回数の原因とは
かつて、「世界のセックス回数で日本は最下位」という文字がメディアをにぎわせた、世界最大規模の性意識・実態調査「デュレックス グローバル セックス サーベイ」が、2007年、「デュレックス セクシャル ウェルビーイング サーベイ」として生まれ変わりました!26ヵ国の26,000人以上の回答を得たというのですから、デュレックスおそるべしです。
2005年の王者はギリシャでした。ギリシャ人は年間138回セックスし、世界平均の103回を大きく上回っているという結果でした。
外資系の企業、商社に勤務する男性達にインタビューして回りました。「君たちは、仕事はできるけど、精力弱いんだね」「奥さんを大事にしないと離婚されちゃうよ」「フーゾクはアクティブなのにね」と外国の方達のジョークのタネになっていると言う意見をいくつか聞きました。中国関係のビジネスをしている方は、「人口が多い中国の中心地に立っていると、すごい勢いを感じる。セックスもタフというイメージ。日本はインテリでかっこつけてて危ない感じ。もうすぐ、老人ばかりが目立つ国になるんだろうと」いう感想でした。
そして、最新版の「デュレックス セクシャル ウェルビーイング グローバル サーベイ2007」の結果が4月17日に世界同時発表されました。少子化、セックスレス大国と言われている我が国、はたしてセックスレベルはいかに。
日本男子はラテン男子にかなわない!セックス平均回数1/3
●「セックスの年間平均回数」は
070416
「二松まゆみセックスレスについて語る」
3位 ロシア・ポーランド 143回
2位 ブラジル 145回
1位 ギリシャ 164回
このあと、中国、ポーランド、イタリアと続き日本は48回でまたもや世界最低ランキングとなりました。
●「セックスを大切だと思っている国」は
3位 メキシコ 74%
2位 ブラジル・ポーランド 79%
1位 ギリシャ 80%
日本は、39%でこれもまた世界最低。
●「セックスの満足度」は
3位インド 61%
2位メキシコ 63%
1位ナイジェリア 67%
日本は、15%で最低です。
1年に48回というと、週1回以下という割合です。まさに「休日しかしません!」という日本人。
しかし、私は現実は我が国のセックスの回数は二極化していると予測しています。2007年の厚生労働省の調査発表では1カ月間にセックスをしなかった夫婦は35%、三組に一組という割合をはじき出しています。夫婦仲相談所に寄せられる意見を読んでみましても、セックスをしない夫婦はとことんしていないし、している夫婦は週数回はするという現象です。
また、「セックスライフに満足している」と答えた人はたった15%でこれもまた世界最低の比率です。回数が少ないから満足もしないのか、その逆なのか、セックスネガティブ化のスパイラル。底辺をさまよう日本人です。
私が夫婦仲相談所でよく扱うオーガズム問題となると、世界の人の48%が普通にオーガズムに達しているのに対し、日本では27%という少なさです。世界規模で、女性と比べて2倍の男性(64%)が普通にオーガズムに達し、65歳以上の人が最も頂点に至っています。せっかくのセックスでオーガズム達成率も低いという我が国の現状です。
そして、私たち女性にとってセックスの重要な要素「相手の尊重」はどうでしょう?
070416
「お互いを尊重しながら身体も心も愛することが大切」
世界規模でセックスに満足している10人のうち8人以上が「セックス中にパートナーに尊重されている」と思っています。日本では尊重されているように感じるのは19%です。この問題を、私も研究していますが、日本では、「相手の気持ちを考えて、愛でつつみこみながらセックスしましょう」と、家庭でも学校でも教えていないので、若者達は雑誌やビデオで自習しています。そして友達同士のコミを信じます。「ピストンは強くはげしいほど相手は気持ちいい」「女性もコンドームつけない方が気持ちいい」「女性がイヤというのは、感じてるの裏返し」「女性は顔射を喜ぶ」etc。
セックスに限らず、パートナーの尊重、コミュニケーションの重要性を社会全体で導いていかねばと思っています。
セックスの満足度を高めるにはどうしたらよいか?という設問に5人中2人近く(38%)がもっと多くの時間をパートナーと一緒に過ごしたいと思い、36%がもっと愛とロマンスを求め、32%がより良いコミュニケーションと親密さが満足度レベルを引き上げると信じています。セックスは身体だけでなく、心でもするものというとらえ方です。
また、満足度を高めるために、日本人が一番苦手なこと二点がピックアップされました。
ストレスや疲労感を減らすこと(28%)と、もっと多くの楽しみを加えること(36%)です。私たちを取り巻く社会、奥ゆかしい恥ずかしがり屋の国民性が、この二点をじゃましている気がします。仕事をたくさんしなくては経済的にきつくなる、昇進しない、取り残される。ラテン系のノリで、自分を解放して夢の世界にトリップするようなセックスは風俗でしか楽しめない。はがゆい結果です。
http://allabout.co.jp/gm/gc/64768/
2005年の王者はギリシャでした。ギリシャ人は年間138回セックスし、世界平均の103回を大きく上回っているという結果でした。
外資系の企業、商社に勤務する男性達にインタビューして回りました。「君たちは、仕事はできるけど、精力弱いんだね」「奥さんを大事にしないと離婚されちゃうよ」「フーゾクはアクティブなのにね」と外国の方達のジョークのタネになっていると言う意見をいくつか聞きました。中国関係のビジネスをしている方は、「人口が多い中国の中心地に立っていると、すごい勢いを感じる。セックスもタフというイメージ。日本はインテリでかっこつけてて危ない感じ。もうすぐ、老人ばかりが目立つ国になるんだろうと」いう感想でした。
そして、最新版の「デュレックス セクシャル ウェルビーイング グローバル サーベイ2007」の結果が4月17日に世界同時発表されました。少子化、セックスレス大国と言われている我が国、はたしてセックスレベルはいかに。
日本男子はラテン男子にかなわない!セックス平均回数1/3
●「セックスの年間平均回数」は
070416
「二松まゆみセックスレスについて語る」
3位 ロシア・ポーランド 143回
2位 ブラジル 145回
1位 ギリシャ 164回
このあと、中国、ポーランド、イタリアと続き日本は48回でまたもや世界最低ランキングとなりました。
●「セックスを大切だと思っている国」は
3位 メキシコ 74%
2位 ブラジル・ポーランド 79%
1位 ギリシャ 80%
日本は、39%でこれもまた世界最低。
●「セックスの満足度」は
3位インド 61%
2位メキシコ 63%
1位ナイジェリア 67%
日本は、15%で最低です。
1年に48回というと、週1回以下という割合です。まさに「休日しかしません!」という日本人。
しかし、私は現実は我が国のセックスの回数は二極化していると予測しています。2007年の厚生労働省の調査発表では1カ月間にセックスをしなかった夫婦は35%、三組に一組という割合をはじき出しています。夫婦仲相談所に寄せられる意見を読んでみましても、セックスをしない夫婦はとことんしていないし、している夫婦は週数回はするという現象です。
また、「セックスライフに満足している」と答えた人はたった15%でこれもまた世界最低の比率です。回数が少ないから満足もしないのか、その逆なのか、セックスネガティブ化のスパイラル。底辺をさまよう日本人です。
私が夫婦仲相談所でよく扱うオーガズム問題となると、世界の人の48%が普通にオーガズムに達しているのに対し、日本では27%という少なさです。世界規模で、女性と比べて2倍の男性(64%)が普通にオーガズムに達し、65歳以上の人が最も頂点に至っています。せっかくのセックスでオーガズム達成率も低いという我が国の現状です。
そして、私たち女性にとってセックスの重要な要素「相手の尊重」はどうでしょう?
070416
「お互いを尊重しながら身体も心も愛することが大切」
世界規模でセックスに満足している10人のうち8人以上が「セックス中にパートナーに尊重されている」と思っています。日本では尊重されているように感じるのは19%です。この問題を、私も研究していますが、日本では、「相手の気持ちを考えて、愛でつつみこみながらセックスしましょう」と、家庭でも学校でも教えていないので、若者達は雑誌やビデオで自習しています。そして友達同士のコミを信じます。「ピストンは強くはげしいほど相手は気持ちいい」「女性もコンドームつけない方が気持ちいい」「女性がイヤというのは、感じてるの裏返し」「女性は顔射を喜ぶ」etc。
セックスに限らず、パートナーの尊重、コミュニケーションの重要性を社会全体で導いていかねばと思っています。
セックスの満足度を高めるにはどうしたらよいか?という設問に5人中2人近く(38%)がもっと多くの時間をパートナーと一緒に過ごしたいと思い、36%がもっと愛とロマンスを求め、32%がより良いコミュニケーションと親密さが満足度レベルを引き上げると信じています。セックスは身体だけでなく、心でもするものというとらえ方です。
また、満足度を高めるために、日本人が一番苦手なこと二点がピックアップされました。
ストレスや疲労感を減らすこと(28%)と、もっと多くの楽しみを加えること(36%)です。私たちを取り巻く社会、奥ゆかしい恥ずかしがり屋の国民性が、この二点をじゃましている気がします。仕事をたくさんしなくては経済的にきつくなる、昇進しない、取り残される。ラテン系のノリで、自分を解放して夢の世界にトリップするようなセックスは風俗でしか楽しめない。はがゆい結果です。
http://allabout.co.jp/gm/gc/64768/